「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」をミッションに掲げる株式会社ALE(東京都港区、代表取締役社長/CEO:岡島礼奈、以下ALE)は、人工流れ星の実現に挑戦する人工衛星2号機(以下、2号機)の打上げ結果および運用状況について以下の通りお知らせいたします。
■打ち上げ結果および運用状況
2号機は2019年12月6日、ロケット打ち上げサービスのプロバイダーであるSpaceflightとの契約によって調達したRocket Lab社のエレクトロンロケットに搭載され、軌道投入に成功いたしました。
その後、2号機と地上局との通信が正常に行えることを確認いたしました。
■2号機の今後の運用予定
2号機は数か月間に渡り運用試験を実施し、全てのコンポーネントやシステムの健全性を確認します。そして遂に2020年、ALEはこの2号機を利用し、世界初 人工流れ星の実現を目指します。場所等の詳細は現在検討中です。確定次第発表いたします。
■ 2号機の特徴
2号機には軌道コントロール装置としてスラスターが搭載されています。ノズルからガスを放出することで、衛星高度を上下させることができます。それにより人工流れ星が発生する場所・日時を目標通りにコントロールすることが可能です。
2号機には、人工衛星初号機に搭載されていたホワイト、グリーン、ピンク、オレンジにブルーを加えた5色の流星源(人工流れ星の素)が400粒搭載されています。
◇投入される軌道 …高度400km付近
◇軌道コントロール装置 …スラスター
◇搭載した流星源の色数 …5色(ホワイト、グリーン、ピンク、オレンジ、ブルー)
* DOMR:De-Orbit Mechanismは株式会社 中島田鉄工所(福岡県八女郡)の商標です。