私たちは、人工流れ星によって、人々の心を動かし、地球に笑顔を増やしたい、そして科学に貢献したいという壮大な夢を追い求めています。
これまでに2度の挑戦を行い、人工衛星の打ち上げや軌道上での動作・軌道降下に成功しましたが、2022年の2度目の挑戦(打ち上げは2019年1月)では放出装置の不具合により流れ星の放出は実現せず、悔しさと申し訳なさを残す結果となりました。
それでも、私たちは決して諦めません。この2度の失敗から得た教訓を貴重な財産として活かし、動作不良の原因を特定したうえで、対策も万全です。科学の世界では「100%」という言葉は安易には使えませんが、これまでの失敗を徹底的に分析し改良を重ねた結果、次回は限りなく100%に近い成功確率を確信しています。
3度目の正直となる今回の挑戦こそ、人工流れ星の実証を成功させ、世界中の人々に忘れられない感動体験をお届けします。
代表取締役 岡島 礼奈
ALEは「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」というミッションを掲げ、宇宙を舞台とした新たな事業創出に挑戦しております。その中核となるのが、人工流れ星をエンターテインメントとして提供し、同時に科学の発展にも貢献する本プロジェクトです。
高度400キロメートル弱の地球周回軌道に打ち上げた人工衛星から、流星源となる独自開発の金属球を放出し、人工的に流れ星を発生させることで、夜空を流れる人工流れ星の実証を目指す“世界初”の宇宙エンターテインメントミッションです。ALEは、本プロジェクトの実証を2028年度内に行うことを目標としています。※1
ALEによる人工流れ星は、天然の流れ星と比べてゆっくり流れることが特徴です。また、人工流れ星の観測を通じて、流れ星が発生する高度60〜80kmの中間圏における大気成分や風速などのデータを取得することが可能です。
ALEは、こうして得られた観測データをサイエンスコミュニティに提供し、飛行機や気球による観測が困難で、これまで十分なデータが得られてこなかった高層大気の科学研究に貢献します。
※1:2026年2月4日時点での計画です。開発の進捗により時期が変更になる可能性があります。
夜空に輝く流れ星という、誰もが心惹かれる美しい光景を作り出すことで、多くの人々の関心を自然に宇宙や科学へ向けさせる。
人々がエンターテインメントを享受することが巡り巡って人類の知を広げる基礎科学を支えるという、持続可能なエコシステムを創出する。
観測が難しい中間圏の大気データを観測。エンターテインメントとしての流れ星が地球環境を理解するための科学的観測につながる。
「流れ星でんき」は、ALEとauエネルギー&ライフとの協業により、世界で初めて※1電気料金の支払を通じて人工流れ星の実証を後押しできる応援型の電力プランです。また、加入者には、ALEの人工流れ星実証プロジェクトを通じて、宇宙開発の最前線に触れ、科学やテクノロジーを学ぶことができるユニークな特典を提供いたします。
※1:ALE調べ
ALEはこれまで、2019年および2020年に2度の人工流れ星ミッションに挑戦してきました。(打ち上げ時期はそれぞれ2019年1月と2019年12月であるが、放出試験のタイミングが2020年および2022年です。)いずれのミッションにおいても、人工衛星の打ち上げおよび軌道投入には成功しましたが、人工衛星に搭載した放出装置の動作不良により、流れ星の放出には至りませんでした。
過去2度のミッションは打ち上げ時期が連続していたため、1機目の結果を十分に反映できず、同一設計の人工流れ星放出装置を搭載していました。その結果生じた放出装置の動作不良については、JAXAをはじめとする外部専門家とともに、詳細な設計確認および現象分析を実施しました。
その結果、高真空環境下において金属同士が接触することで固着する現象が発生し、流星源の放出に想定以上の力を要したことで、放出装置の充填部が正常に動作しなかった可能性が高いと判断しました。
これらの検証結果を踏まえ、3機目の人工衛星に搭載する放出装置では、高真空環境下でも物体の固着が起こりにくい設計を採用し、放出装置の充填部の構造 を改良しました。
この設計変更により、過去に発生した動作不良を回避し、人工流れ星ミッションを確実に実行できる設計となっています。
テクノロジーセンター
〒105-0012 東京都港区芝大門2-11-8
住友不動産芝大門二丁目ビル1階
TEL 03-6441-3312
MAIL info[at]star-ale[dot]com
MAP