株式会社ALE(東京都港区、代表取締役/CEO:岡島礼奈、以下ALE)は4月1日に夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは、ALEの夢=VISIONです。
■ALEのVISIONについて
ALEのVISIONは「宇宙を、好奇心に動かされた人類の、進化の舞台にする」。地球の外へと人類の活動圏を拡大していき、宇宙に眠る無限の科学知識を発見、蓄積、応用することで、人類の持続的発展への貢献を目指しています。このVISION実現に向け、下記Phase1~3の通り段階的に取り組んでまいります。
◇Phase1 地球近傍(2020~)
Phase1のMISSION:「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」
人工流れ星などを使って、宇宙の美しさを広く人々に伝えると同時に、地球大気データを取得し、環境問題の解決に貢献します。そして、宇宙には人類にとって有用な無限の科学知識と、美しさ・面白さの両者が眠っているという認識を、人々に定着させます。
現在はこのPhase1です。人工流れ星をはじめとした人々の好奇心を育む世界初の“宇宙エンターテインメント”、気候変動の解明に貢献する“地球大気データの蓄積と活用”、そして新たな宇宙デブリの発生を予防して軌道上環境を維持しサステナブルな宇宙環境づくりに寄与する“デブリ対策装置の開発”を目下推進しています。
◇Phase2(2030~)月・他の惑星
他の衛星や惑星の環境データを現地で取得し、進化の変遷を分析することで、砂漠化の防止など地球の美しさを守るための科学知識を獲得します。他の衛星や惑星の基地で、そこでしか体験できない科学エンターテインメントを使った基地生活者への娯楽、及び人々が地球外へ飛び出すきっかけを作ります。
◇Phase3(2050~)太陽系外
無人・有人での太陽系外への探査手段を確立し、太陽系の外に出ることで、これまで分かっていなかった新たな物理法則や天文学、生命科学の法則の発見、及び応用に貢献します。
■VISION「宇宙を、好奇心に動かされた人類の、進化の舞台にする」に込めた意味
◇基礎科学の大切さ
ALEの原動力の一つに「科学の発展に貢献したい」という思いがあります。基礎科学は“何の役に立つの”と言われがちですが、いつの時代も世の中を大きく変えてきた根底には基礎科学があります。歴史を遡れば相対性理論からGPSなどが生まれ、量子論から半導体や量子コンピューターなどが生まれています。100年以上前に相対性理論が生まれた時、きっとアインシュタインもGPSでの活用なんて想像していなかったのではないでしょうか。役に立つかどうかではなく、知的好奇心や探求心から生まれた基礎科学やそれを活用したテクノロジーには、世の中をガラッと変え、私たち人類を大きく前に進める素晴らしい力があるとALEは強く信じています。
◇宇宙を進化した人類の活躍の舞台にする
基礎科学及び人類の発展を手助けするのが、宇宙に眠る無限の科学知識です。基礎科学の中でも物理学、化学、生物学、地球科学、天文学など、自然現象に関わる現象や発見を扱う自然科学(理学)の研究土壌として、宇宙は理想的な環境です。ALEは宇宙開発に携わり、科学的知見を取得していきます。
宇宙開発は近年国家主導から民間に移り、ALE以外にも数多の企業が参入して一層加速しており、人類の活動圏は月や他の惑星など地球の外へとどんどん広がっています。ALEは活動圏を広げる一翼を担うと同時に、宇宙開発で得た科学的知見を地球にフィードバックして、心地よく住み続けられる地球環境を守り、向上させます。
地球を含めた宇宙全体を進化した人類の活躍の場と捉え、そこでのサステナブルで豊かな生活を作っていきたい、という思いがVISIONには込められています。
■MISSION「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」に込めた意味
◇科学を社会につなぐ
科学は一見私たちの生活と関係ないもの、専門的で難しいものと思われがちです。しかし前述の通り、実は私たちの生活に深く関わっており、人類を大きく前進させる可能性を秘めています。
ALEは人工流れ星などの宇宙エンターテインメントを使って沢山の方の科学へ興味関心を刺激したり、地球大気データの防災減災への活用やデブリ対策装置の開発など、科学で得られた知見を社会実装したりすることを通じ、科学を身近なものにしたい(=科学を社会につなぎたい)と考えています。また科学に対する間口を広げることで、科学を学ぶ人や研究する人を増やし、科学発展に貢献することを目指しています。
◇宇宙を文化圏にする
人類の活動圏が宇宙に広がっているとはいえ、宇宙で生活するにはまだまだ不便が多く、地上での生活のようにホッと心を安らげたり、安心して何かを楽しんだりするのは難しいのが現状です。ALEは宇宙を生存できる場所や経済活動をする場所としてだけではなく、人類が他の生物や自然と関わり合い調和し合いながら、文化的で豊かな生活が送れる場所にしたい(=宇宙を文化圏にしたい)と考えています。
■株式会社ALE 代表取締役社長/CEO 岡島礼奈コメント
4月1日に嘘をつくのではなく、ALEの夢をお伝えできることがとても嬉しいです。ALEの夢であるVISIONを実現するためには長い時間や大変な努力が必要だと考えています。広大な地球を無数の星屑の一つと捉えるPale Blue Dotの視点を忘れず、たったひとつしかない地球や地球上の平和をみんなで大切にしていきたいです。
*「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。