成田悠輔氏率いる半熟仮想株式会社と経済x気象x宇宙のアドバイザリー契約締結

2021.11.30 (Tue)

「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」をミッションに掲げる株式会社ALE(東京都港区、代表取締役/CEO:岡島礼奈、以下ALE)は、2021年10月30日、経済学とデータ科学の専門家である成田悠輔氏が代表を務める半熟仮想株式会社(東京都杉並区、代表取締役社長:成田悠輔、以下半熟仮想)とアドバイザリー契約を締結しました。

ALEは、科学と人類の持続的発展への貢献を目指し、3つの事業に取組んでいます。
・大気データ事業…小型衛星・人工流れ星を活用して宇宙から貴重な大気データを取得。地球の気候変動のメカニズム解明への寄与、防災減災への活用を目指します。
・宇宙エンターテインメント事業…人工流れ星等で宇宙の美しさや面白さを届け、人々の好奇心を刺激することで、さらなる宇宙開発のきっかけを作ります。
・宇宙デブリ対策事業…宇宙デブリ防止装置の開発を通じて軌道上環境の維持に貢献し、宇宙産業の持続的発展を目指します。

半熟仮想株式会社は、データ・アルゴリズム・数理・思想を組み合わせ、事業や政策、そして社会の未来像をデザインしています。特に、実際とは別の意思決定を行った場合にどんな結果が生まれるかを数学手法とデータから構築し、実際の結果と比較する「反実仮想」において国内屈指の技術力を有しています。

ALEは半熟仮想から、科学的視点に基づき、主に経済x気象x宇宙について学際的にアドバイスをいただきます。具体的な取り組み例として、気象データが社会にもたらす価値の評価があります。衛星や人工流れ星から得られるデータを用いた気象予報は精度に不確実性があるため、その経済効果がどれほどか算出することは簡単ではありません。私たちは、「不確実な情報の価値」を測る統計学や経済学の手法を用いて、新たな気象情報が社会・経済に生み出す価値の評価法の確立に取り組みます。大気データ事業を中心に、宇宙エンターテインメント事業や宇宙デブリ対策事業にもアドバイスを活用し、より世の中に役立つ事業を検討してまいります。

■半熟仮想 代表取締役社長 成田悠輔氏コメントnarita.png

天空から経済が産まれようとしています。人類が上空や宇宙に進出するなら、空の上にできる人間社会や天空との交易をどう営むか考えなければならないからです。宇宙に人が移住したらどんなお金や契約の仕組みを作るのがいいかみたいなムーンショット。民間宇宙企業群と国家がうまく連携するインセンティブをどうデザインすればいいかみたいな今日の課題。そして衛星から飛来するデータをいかに天気予報やその他の製品・サービスに埋め込むのか、その社会や経済への効果はいかほどのものか。天空経済学・宇宙経済学の課題は山積みです。

「学者の役割というものは、おのずから違う。深いところへ沈潜して、宇宙の理法のところまで沈んで考えるのが役目じゃないか」(梅棹忠夫『文明学の構築のために』)

宇宙に向けて飛び立つ事業と、引きこもって深いところまで沈んで宇宙にたどり着くことを目指す学問がいつかどこかで出会えるといいなと思います。

■ALE 代表取締役/ CEO 岡島礼奈コメント
CEO_Lena Okajima.jpg経済気象宇宙。”宇宙”を起点に、かねてより取組んでいる”気象”を介し、”経済”という社会基盤ともいえる分野に学際的にアプローチできるのは、「科学を社会につなぐ」をミッションに掲げてきた私たちALEにとって大変嬉しい事です。そして、半熟仮想の成田さんと一緒に経済と気象をリンクさせることによって見えてくる新しい世界の広がりにワクワクします。

■株式会社ALEについて
ALEは「宇宙を、好奇心に動かされた人類の、進化の舞台にする」をビジョンに、「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」をミッションに掲げる民間宇宙スタートアップ企業です。
世界初の人工流れ星をはじめとした人々の好奇心を育む宇宙エンターテインメントと、気候変動の解明に貢献する地球大気のデータ蓄積と活用を通じ「エンターテインメント」と「科学」の両面で価値を創出します。さらに新たな宇宙デブリの発生を予防して軌道上環境を維持し宇宙産業をサステナブルに発展させることで科学と人類の持続的な発展を目指していきます。

社  名 : 株式会社ALE(エール)
本社住所 : 東京都港区芝大門2-11-8
代 表 者 : 代表取締役/CEO 岡島礼奈
設  立 : 2011年9月1日
事業内容 : 宇宙エンターテインメント事業「Sky Canvas」・大気データ事業・宇宙デブリ対策事業
U R L : https://star-ale.com/

■半熟仮想株式会社について
社  名 : 半熟仮想株式会社
代 表 者 : 代表取締役 成田悠輔
設  立 : 2020年7月28日
事業内容 : データ・アルゴリズム・数理で社会をデザインする技法の構築・実装・布教

引用)梅棹忠夫『文明学の構築のために』、東京:中央公論社、1981

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