「宇宙を、好奇心に動かされた人類の、進化の舞台にする」をビジョンに、「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」をミッションとして掲げる株式会社ALE(東京都港区、代表取締役社長/CEO:岡島礼奈、以下ALE)は、この度ブランディングの強化を図り、WEBサイト、コーポレートステートメントやそれを表す各種ビジュアルを一新しました。
設立10年目に突入したALEは、人工流れ星をはじめとした人々の好奇心を育む世界初の“宇宙エンターテインメント”と、気候変動の解明に貢献する“中層大気データの蓄積と活用”を企業活動の柱とし、“エンターテインメント”と“科学”の2つのアプローチで人類の持続的発展への貢献を目指しています。
宇宙や科学は一見、私たちの生活と関係ないもの、専門的で難しいものと思われがちです。しかし私たちALEは、「宇宙には人類が地球で持続的に暮らしていくための科学知識が無限に詰まっている」と考えています。ALEを形作るこの理念や価値観、企業カルチャー、そしてその先にある活動内容を一層分かりやすく表現する為に、ブランド要素を再構築いたしました。今後はこれらを通じ、ミッションのさらなる達成に向け宇宙の美しさや科学の面白さをより多くの方々に広くお伝えしてまいります。
■WEBサイト(本日リニューアル)
http://star-ale.com/
■コーポレート ステートメント & ビジュアル
ビジュアルのモチーフはピンボール。ALEの「真面目さ」と「遊び心」の両面を表現しつつ、宇宙分野に詳しくない方々にも興味関心を持っていただくことを目指しました。ALEのシンボルである「青い球」が地球と宇宙を行き来しながら、様々なポジティブな影響を生み出していくことをイメージしています。
Exploring the Blue
謙虚かつ貪欲に「面白い」を追求する、青二才のような好奇心。
宇宙空間というブルーオーシャンを文化圏に変える開拓者精神。
広大な地球を、無数の星屑の一つと捉えるPale Blue Dotの視点。
私たちは「人工流れ星」の発明と、その科学によって、
「未来は自分で創れる」という気づきを、育て、広げていきたい。
未知を楽しむ探究心が、未来を拓く一歩につながると信じて。
人々の好奇心を育む世界初の宇宙エンターテインメントと、
気候変動の解明に貢献する中層大気データの蓄積と活用を通じ、
科学と人類の持続的な発展を、ALEは目指していきます。
Philosophy of BLUE
■Curiosity
謙虚かつ貪欲に「面白い」を追求する、青二才のような好奇心。
2011年の発足以来変わらない、ALEを突き動かしてきた原動力です。
「好奇心こそが人類を進化させる」
そう信じて、今日も私たちは行動します。仲間と共に、未知を楽しみながら。
■Pathfinder
宇宙空間というブルーオーシャンを、文化圏に変える開拓者精神。
ALEの内に燃えるものであり、同時に、ALEが世界中へ広げていくものです。
「自分も未来を変えられる」
そんな気づきをひとりでも多くに与えて、共に人類の新しい道を拓いていきます。
■Evolution
広大な地球を、無数の星屑の一つと捉えるPale Blue Dot の視点。
それは、2つのことを教えてくれます。
人類のちっぽけさに思いを馳せる謙虚な心。
人類の可能性を信じて挑戦しつづける姿勢。
どちらか一方でなく、両方をあわせ持つことで、ALEは科学と人類の「持続的な発展」に貢献します。
■コーポレート ロゴ(※リファイン)
ALEの頭文字の「A」と、しし座流星群の星(特に明るい4つの星)を表現しています。CEOである岡島は、学生時代にしし座流星群を見て人工流れ星事業を着想しました。このロゴには、始まりの好奇心を忘れずに未来を開拓し進化を続けていく意志を込めています。
◆活動内容
ALEの活動は、3つの領域で構成されます。
〇宇宙エンターテインメント事業「Sky Canvas」
〇大気データ取得
〇小型人工衛星技術の研究開発
“宇宙エンターテインメント事業「Sky Canvas」 “ と “大気データ取得”のステートメントおよびビジュアルもこの度新しくなりました。
■宇宙エンターテインメント事業「Sky Canvas」 ステートメント & ビジュアル
「Sky Canvas」は、夜空をキャンバスに見立てて彩る、宇宙エンターテインメント事業です。まずは、現在開発中の人工衛星3号機を利用し、2023年に世界初の人工流れ星実現を目指しています。世界各地の指定された場所で流せる人工流れ星* で、かつてないスケールの非日常体験を創出します。また、人工流れ星に続く次世代エンターテインメントの開発も行っております。宇宙エンターテインメント事業を通じて宇宙や科学の楽しさを伝えることや、人工流れ星を観測したデータで気象現象の未知を解明することを目指しています。
*実施の際には、該当機関などによる許認可が必要になります。また人工衛星軌道により一部地域での実施ができないことがあります。
流れ星の科学で、空を彩る。
宇宙を広大なキャンバスに見立て、夜空に人工流れ星を降らす
かつてない規模のエンターテインメント「Sky Canvas」。
人工衛星から「流星源」を放出する独自のテクノロジーによって、
遠く離れた場所から同時に楽しむことのできる流星群を届けます。
星空を見上げた全ての人が、宇宙に想いを馳せる瞬間。
そこから生まれた科学への好奇心は、また一歩、人類を前進させる源に。
そして、流れ星の軌道や発光から得られた中層大気データは、
様々な気象現象の未知を解明する貴重な手がかりとして蓄積されます。
■大気データ取得 ステートメント & ビジュアル
ALE独自の人工流れ星・小型衛星・プラズマ技術を活用し、地球観測の新たな手法を研究しています。人工流れ星の軌道や発光を手がかりに、これまで観測が十分にできていなかった中層大気全域のデータを高頻度で取得。気象予測精度の向上と、気候変動メカニズムの解明に貢献します。また災害対策や、船舶・航空の経路最適化、農業・食品・エネルギー等の生産流通計画の精緻化といった分野での活用も期待されています。
流れ星の科学で、地球を紐解く。
燃え尽きていく流れ星の軌道や発光を手がかりに、
これまで未知とされてきた中層大気の謎を解く。
人工衛星による気象予測の半世紀以上の歴史を礎に、
地球観測の新たな手法を探求します。
ALEの持つ人工流れ星・小型衛星・プラズマ技術を活用し、
これまで得ることが難しかった大気データを高頻度で取得。
地球上で起こる様々な気象現象の解明を通じて、
基礎科学のさらなる発展と、サステナブルな社会の創造を目指します。
■(参考)小型人工衛星技術の研究開発
活発な宇宙開発により増加の一途をたどる、宇宙の飛行物体。
近い将来、この物体同士が衝突することで、宇宙デブリの自己増殖・大量発生が起きると言われています。ALEは世界初の宇宙デブリ拡散防止装置を、宇宙航空研究開発機構(JAXA) と事業共同実証にて開発中。導電性テザー(EDT)を用いて、運用が終了した人工衛星を軌道離脱(PMD)させる技術を研究しています。