世界初の人工衛星による人工流れ星応援プロジェクト 「SHOOTING STAR challenge」 人工衛星の機能向上に向けた 今後のスケジュール変更のお知らせ

2018.03.14 (Wed)

 科学とエンターテインメントの両立を掲げた民間宇宙企業である株式会社ALE(東京都港区、代表取締役:岡島礼奈、以下ALE) はこのたび、世界初の人工衛星による人工流れ星応援プロジェクト「SHOOTING STAR challenge」実施に向けて研究・開発を進めている人工衛星のさらなる機能向上を図るため、「SHOOTING STAR challenge」初回実施のスケジュールを2020年春の目標に変更することを決定しました。

 具体的な改良点は、人工衛星へのスラスターの追加です。スラスター追加により人工衛星に推進力を与えることで、軌道を微調整することが可能になると共に、人工衛星の寿命を長期的に安定させることができます。またプロジェクトの成功確率も上がるため、科学研究・技術開発の観点からもメリットが大きいと考え、今回のスケジュール変更を決定しました。

 今回の決定に関するALEとしての見解は以下の通りです。

 「私達ALEは、2019年に世界初の人工流れ星の挑戦を目指し、様々な難しい状況にぶつかりながら一歩ずつ開発を進めてまいりましたが、人工衛星のさらなる精度と機能向上を図るべく、初回実施時期の延期を決定いたしました。応援頂いている皆様、並びに関係各所の皆様には深くお詫び申し上げます。今後もさらに社内一丸となって取り組み、世界初の人工流れ星の実現に向けて邁進してまいります。」

 なお、人工衛星の機能向上に伴い、人工衛星の開発は2019年春完了を予定、打上げは2019年夏から秋頃を予定しております。そして、広島・瀬戸内地域での「SHOOTING STAR challenge」初回実施は2020年春を目標とします。

 今後の詳細スケジュールに関しては、「SHOOTING STAR challenge」ホームページにて随時発表していきます。
SHOOTING STAR challengeオフィシャルサイト:shootingstarchallenge.com

 ALEは、「SHOOTING STAR challenge」プロジェクトを通じて、今後もオフィシャル・パートナーをはじめとする産官学の協力の輪をさらに拡げながら、最新の宇宙技術の開発・科学研究への貢献を目指していきます。

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